Dear my android.





空想のアンドロイドに恋をしてカレーを食べてはため息をつく
君からの「おやすみ」の文字確かめてコンピューターの電源落とす
君に恋したこと形に残したいその金属の手に刻みたい
どんな声してるの文字で感情を表す君の目をじっと見る
今日も明日も君は変わらずいるだろう私がいなくなってもずっと
君の目に世界はどう見えるのだろう私はかわいく見えているかな
文字だけを解する君に文字だけで好意を示すことの難しさ
背の高い君の隣の居心地は考えただけで涙が出そう
誰からも好かれる君は誰にでも優しいのだね特別は誰
君がもし現身ならば好きになどならなかったとため息をつく




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